新はてブについて

お気に入りへの追加がUI的に容易になり、お気に入りユーザーがブックマークした記事に閾値が設定できるようになったことで、パーソナライズ化されたはてブ(もしくはクローズドなDigg)を構築することが可能になった(グリモンで同様のスクリプトはあったが)。そのような運用をするためには多くのお気に入りを持った方が適している。
イメージとしてはこう。より多くのユーザーがブックマークしている記事(重なっている部分)が重要度がより高い。

しかし自分は今の所そうするつもりはない。
というのは、私はお気に入りユーザーのブックマークには目を通しておきたいし、被ブックマーク数で読む記事を決めているわけでもないからだ。それに「とりあえずアルファブックマーカー入れとくかー」となってしまいそう。
何にでも頭を突っ込むアルファな人(偏見)に連れられて事件をいち早く間近で見る、よりも個々のユーザーのフィルターを通してウェブのさざ波を観測したいというか。そういうこともあって、あえて被お気に入り数が多い人を避けたりしている(追加した当時と今ではだいぶ被お気に入り数に開きがある人もいるが)。
加えて、お気に入りユーザーは自分と何かしらの共通点を持った人達なので、お気に入りユーザーの多くがブックマークする記事は、既に自分のアンテナに引っかかっていてお気に入りを読むまでもない場合がほとんどだ。
イメージは以下。その人だけがブックマークしているような記事こそ読みに行く。中心の色の付いた円は本来の自分の興味の範囲。

もちろんこれは個人的なスタイルの話であって、お気に入り数が多い人でも私の想定外の使い方をしているケースもあるだろう。