モバマスオンリーイベント、アイサバ3参加の記

モゲマスonly同人誌即売会「iDOL SURVIVAL」 | The iDOLM@STAER シンデレラガールズオンリーイベント

■開催日 11月23日
■スケジュール ・即売会11:00−15:00 ・アフターイベント 15:15− ・閉場 16:30
■会場 東京都 日本橋 サンライズビル 併催 iDOLPROJECT8

開催概要 | モゲマスonly同人誌即売会「iDOL SURVIVAL」


現地入りは開場20分前。その時には既に数百人の列が形成されていて、雨だから並ぶ人が減るのではないかという私の当ては外れた。
私が同人即売会に参加するのは今回がほとんど初めてだったため、ある程度下調べをしたのだが、その中に「雨の中並ぶときは傘ではなく、レインコートの方が他の人に迷惑にならないためベター」とあった。それにも関わらず、レインコートの着脱を忌避して傘を持っていった私だったが、並んでいる人もみんな傘だったので結果オーライ。それに小降りだった雨が開場前には止んだので、他の人に雫がかかることもなかった(ようだ)。

入場後、主催者から5分押しの開始であることが伝えられた後、会場内全員で開場の拍手。「なるほど、これがコミケでもやるというアレか」という若干の感慨を抱く自分。目当てのもののためとはいえ、早めに来てよかった。

自分が入場した時にはすでに人気サークルの列ができていて(「オシャバン(A-01)」「stripe2(A-02)」など)、早くも身動きが取りにくい状況になっていた。確かに需要の多い本を確実にゲットするためには、真っ先に大手へ向かうべきだろう。しかし今日の参加を通して学んだのは、そうしたサークルは需要を見越して多めに刷っている場合が多いということだ。実際に開場時に列が出来ていたサークルも、1時間経った後でもまだ新刊が入手可能だったようだ。一方、開始10分ほどで売り切れたのが「あしたま!(D-03)」の新刊である。私も興味があったが、かなりの需要を予想したため、「並んだあげく売り切れ」の悲劇を回避するために諦めたのだ。売り切れの張り紙には「後日ネット通販?」とあったので、まだ希望が残っているかもしれない。

しかし凄い人口密度である。会場であるサンライズビルのページには"165坪(550m2) 収容人数:シアター形式 600名"とあるが、その3倍は入っていたのではないか。オールスタンディングのライブのような、初売りセールのデパートのような混雑である。それでも不満のボヤキすら聞こえないのは参加者がよく訓練されているからであろう。30分ほどで汗だくになったが、人の熱気だけでなく摩擦熱も相当含まれていると思われる。

私がこうしたイベントに参加する上で心配だったのは、「サークル側の視線が気にならないだろうか」ということだった。服屋にしろ何にしろ、私は店員の視線をとっても気にしてしまうタチである。この会場でも30分もすれば、頒布物の残量に差がでてくる。よくあるフリーマーケットより低い密度でそれが起こるのだ。会場のあらゆるところに人は居るのだが、前の空間が隣のサークルの列だったり*1、単に通過する人ばかりのサークルも出てくる。(マイナーアイドル本*2の場合は、作る側もある程度想定しているだろうけど) が、こっちは目当てのスペースへ行くだけでも必死なので結果的に気にならなかった。もっと人が少ないイベントではまた違うのだろうけど。

普段、Pixivの「アイドルマスターシンデレラガールズ」のタグをチェックしてるので、*3そこで印象に残っている方を事前にメモって行った。会場図はたんぽぽ定食。さんのにマークをしていったのがとても役に立ちました。当日販売のカタログを見ている余裕は全然なかったので、これは良かった。ただ次のスペースへ向かうのに会場図を立ち止まって眺めるわけにもいかず、人の流れに乗って移動しながらになるため、効率的な動線を全く取れなかったのはしかたあるまい。

幸運にもお目当ての10数サークルはほとんど回ることができた。売り切れよりも「遅刻」となっていたサークルがちらほらあったのは、よくあることなんでしょうか。その後、同フロアで開催の「iDOLPROJECT8で真本を何冊か手に入れ、「もう一度一回りして気になったのを買ってみよう」と思ったところで電車賃が危うくなったことに気づく。今日のために貯めてきた500円玉と100円玉、あと千円札がなくなりつつある、ということで開場から約1時間で離脱。

会場を出て気づいたのは、中での高揚感と空気の薄さである。モバマスのフェスの最後の10分でハーフエナンザム(無課金Pなので)をしている時のような興奮!と頭がクラクラしたのはCO2濃度が相当高かったのもあるだろう。

当初の目標は達成したとはいえ、反省点が全くなかったわけではない。サークルの方々が目を見て笑顔で手渡してくれたのはマナー的に共有されている点と思われるが、目があった時にこちらも笑顔でいられただろうか、参加できたこと自体の喜びも伝わっただろうか。何か一言、「Pixivでいつも見てますよ!」とか「それアイオライトゴシックしぶりんの衣装ですよね、めっちゃかわいいですね!」とか言えたら良かった。一応ローソンキャンペーンのマグネット、蘭子と肇ちゃんのを持っていったんだけど活用できなかった。アフターイベントもちょっと見てみたかったな。



本日の収穫。上図のオフセット本35冊(うち12冊がR-18)のほか、コピー本5冊、ペーパー4枚也。一番上のはカタログ。


一般参加者はライブより平均年齢が+5才くらい?で、より男性の割合が高かった気がする。サークル参加者は女性の割合が結構あって、コスプレの方もいた。作者と思われる男性&売り子の手伝いと思われる女性というパターンが多かったけど、どういう関係なんだろう(同人仲間?)。女装は自分が見た限りではいなかった。(公式ページの開催概要では「女装可」、カタログでは「禁止」だったけど、どっちなんだ) アイサバ第1、2回のときのようなホワイトボードやコスプレ撮影ゾーンがなかったのはちょっと残念。Pixiv見てると冬コミ参加告知が多数あるが、さすがにコミケはよく訓練されてないと辛いだろう。

同人即売会においては「客」ではなく、一般参加者と呼ぶらしい。それが建前にしろ理念にしろ事実にしろ、サークル参加者を見たときに対等の立場として、というか、「アイマスライブでよく見かけそう」な感じのゆるい仲間意識というか、同じジャンル内でもいろいろあるんだけど、でも同じ空間を共有していることからくるのか、ゆるいけど「大丈夫」な感じというか、そういうのを感じました。参加して良かったです。


※(ほぼ)初参加の人間が書いた文章なので、色々不適切、失礼な表現もあったかもしれませんがお許し願います。

余談

帰宅途中にカラオケでモバマス曲一通り歌ったけど、蘭子ちゃんの曲が一番楽しかった。というか、ノリノリで歌う蘭子が脳内で再生される(蘭子が楽しそうで何よりです)。

*1:これは列形成の問題だったりするが

*2:私も何冊かいただきました

*3:全年齢ならほとんど目を通してるよ!