『ドリームクラブ』の開発は着実に進んでいる
先日、動画第二弾として亜麻音と理保のカラオケシーンが公開されたわけだが、初めに公開された『恋・KOI☆weekend!』の動画と比較すると小さいながらもいくつか変更点があり、開発が進んでいることを伺わせるものであった。
第一弾
第二弾
では具体的な点を見ていく。なお、スクリーンショットは画質の関係からニコ動版ではなく、XBOX LIVEで配信されたものを用いる。
- 照明の色がキャラクターに反映されるようになった
照明が青→赤に変わった時の画面。髪の色に注目すると変化が分かりやすい
- マイクの色が変わった
- 表情の調整
例えば「大好きなチョコパもグッと我慢して」の振り付けでは、
初めの動画では標準の表情なのに対し、第二弾の動画ではやや悲しそうな表情になっている
ただし、未だに残る課題もある。
- 肩の関節
肩甲骨や脇などの作りこみが甘いため、時折破綻してしまう。
アイマスとて完璧ではないものの、かなり気を使っている。
- 不自然な胸揺れ
永遠の課題であろう。
- 物理演算・衝突判定
謎の突起物があるように見える。一瞬ではなく、たびたび確認できる。
モーションもシンクロ率がいまいち高くないものの、気になった点の中で最も大きいのがリップシンクの完成度の低さである。
細かい部分なので最後まで調整は入ると思うが… 素人意見としては口の形にメリハリがないのと、口を開けるタイミングがボーカルの発声に比べて遅すぎるのが主な理由だと思う。(たびたび引き合いに出してすまないが)アイマスでは発音するより早く口を動かし始めているように見える。恐らく1,2フレーム分口を開けるタイミングを早めれば良いのではないか。
さいごに最も気に入った部分を。
- 目線の豊かさ
キャラクターデザインが黒目がちでハイライトが小さい瞳なので、画質や解像度が低い状態で見ると「生気のない目」にみえてしまうかもしれないが、実機のハイビジョン環境ではかなり繊細な動きをしていることが分かる。
※大きな画像でどうぞ
顔の向きはあまり変わらずに左→右→プレイヤーと目線が移っている。
いやなんでこんな記事を書いたかというと、開発元については時折ネガティブな評判を聞いていたけど、細かい調整が入っているのを見て、コンセプトだけで釣って投げっぱなしじゃない、と気づき少しテンションが上がったのです。
曲の野暮ったさもむしろプラス要因だし、なんだかんだ言って楽しみ。