Google 日本語入力で変換キーをIMEオンに、無変換キーをIMEオフに割り当てる方法

2010年6月25日のアップデート(Ver 0.11.382.x) により、設定方法が変わりました
※前のバージョンで設定した方は今回設定しなおす必要はありません。


まずGoogle 日本語入力のプロパティを表示し、「キー設定の選択」を「カスタム」にし、編集ボタンを押します。


キー設定の一覧が表示されるので、左下の「編集」メニューから「新しいエントリー」を選ぶと最下部に空白の列が追加されます。


そうしたら「直接入力」「Henkan(変換キーを押す)」「IMEを有効化」をそれぞれ選択します。
その後もう一度「新しいエントリー」を押して「入力文字なし」「Muhenkan」「IMEを無効化」をそれぞれ選択してOKを押したら終了です。


GUIで設定できるようになってずっと楽になりました。要望に応えてくれたGoogle 日本語入力チームに感謝です。

※既知の問題として以下の点があるようです。自分の環境では2つ目以外は再現しませんでした。

  • Windows 版: IME 有効化のキーを二度押さないと認識されない場合があります。
  • Windows 版: 文章入力中に IME をオフにすると、入力中の文章がキャンセルされてしまう場合があります。
  • Windows 版: 変換キーで IME が有効にならない問題があります。
Google Japan Blog: Google 日本語入力のベータ版をアップデートしました。 (Ver 0.11.382.x)

以下は古い情報です!

今日ベータ版がリリースされた「Google 日本語入力」ですが予測変換は好評なものの、出たばかりなのでしっくりくるまでには未だ時間がかかると思います。
自分もさっそく使い始めたのですが、MS-IMEで設定していた「変換キーをIMEオン/無変換キーをIMEオフ」の設定をGoogle 日本語入力で再現する方法が分かりませんでした。個人的には致命的な問題です。そこで色々と試行錯誤した結果、解決することができたのでメモしておこうと思います。


まずはGoogle 日本語入力のプロパティを表示し、「キー設定の選択」を「カスタム」にし、編集ボタンを押します。


編集画面が表示されたら「インポート・エクスポート」メニューから「MS-IME」を選びます。上書きの確認がありますがOKを押してください。

すると設定が一覧でずらっと出てきます。「インポート・エクスポート」メニューから今度は「エクスポート」を選ぶと保存画面が出てきますので適当なところへ保存してください。


保存されたファイルは拡張子がない「不明なファイル」となっていますが、メモ帳などのテキストエディタで開くことができます。

下の方に「DirectInput ON IMEOn」という記述があります。この中の「ON」を「Henkan」に変えてください。これで「変換」キーでIMEがオンになりました。
今度は「Precomposition OFF IMEOff」の「OFF」を「Muhenkan」と書き換えてください。これで「無変換」キーでIMEがオフになりました。
あとはこのファイルを上書き保存して、前の画面の「インポート・エクスポート」メニューから「インポート」を選び、先程のファイルを選択します。それからOKを押すと設定が保存されて望みどおりの動作になっているはずです。


以上です。現在のバージョン(GoogleJapaneseInput-0.8.186.0)ではこの辺りがGUIで設定できないため、上記のような面倒くさい手順を踏む必要がありますが、将来のバージョンアップで楽になることを望みます。

※2010/3/22追記:3/19のアップデートに合わせて修正。IMEのオン・オフはまだGUIで弄れないようです…

参考:IMEをオン/オフするキー - Google 日本語入力ヘルプ