ACCSの調査から見るファイル共有のトレンド

ACCSP2Pの利用者が過去最高に増えたとかなんとか言ってますが・・・
「ファイル交換ソフトユーザーが急増」──ACCS・レコ協など調査 - ITmedia News

どのP2Pクライアントが使われているかの方に興味があるので調べてみた。
幸いなことに、ACCSのサイトにはこれまでの「ファイル交換ソフト利用実態調査」がまとめておいてあるページが存在する。(PDF形式で)
調査事態は2002年から実施されているが、クライアントの数字が公開されるのは2003年から。
使用ソフトはGoogle Spreadsheetsを初めて触る。

100%にそろってねぇー。単数回答と複数回答の年が混ざってるみたい。これは調査自体の信頼性に関わるのでは・・・
(参考:調査への色々な突っ込みは「P2Pとかその辺のお話 P2Pファイル共有ユーザが増加傾向・・・でも腑に落ちないところが」でされています。)
それでも傾向を大まかには掴めるかもしれないということで見てみる。

  • 調査が始まった当初はWinMX全盛期だった。鯖が閉鎖されたのは2005年9月。翌年から大きく比率が減っている。それでもまだ相当数の利用者がいるのは何故だろう。
  • 代わって台頭したのがWinny。最近はShareも。しかし知名度が上がると同時に情報流出の件数も増え、ライトユーザーには手を出しにくい雰囲気に(?)
  • ポート開放やクラスタ設定など煩雑なny系に比べ、旧Napstarに近い使い勝手のLimeWireCabosが人気を二分。
  • かなり推測です


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